国際園芸博覧会2016 トルコ・アンタルヤ概要
園芸に関する世界最大の展覧会である、国際園芸博覧会をご存知ですか?2016年にトルコの都市アンタルヤで開催された国際園芸博覧会では、日本庭園が屋外展示され、ガーデンコンテストで銀賞を受賞するなど好評を博しました。博覧会の概要と、屋外展示である日本庭園の概要についてみていきましょう!
アンタルヤ国際園芸博覧会の概要
国際園芸博覧会は、オランダはハーグに本部を置く国際園芸家協会に認定された博覧会です。2016年には、トルコのアンタルヤで開催されました。トルコというと、イスタンブールのイスラム建築や街並み、カッパドキアの風景などが日本では有名ですが、アンタルヤは真っ青な地中海の入江に多くのヨットが停泊する光景が続く、風光明媚なリゾート地。ヨーロッパを中心に、多くの観光客が訪れます。
2016年の博覧会は、そんなアンタルヤを舞台に「花と子供達〜将来世代のための緑豊かな暮らしを拓く」をテーマとして、4月23日から10月30日までの191日間、約半年間の長期にわたって開催されました。
約112ヘクタール(東京ドーム約23個分)の広大な会場に、開催国であるトルコ、国際園芸家協会本部のあるオランダのほか、イギリス、中国、ケニアなど世界から54の国・地域が参加しました。日本が日本庭園を屋外展示したのは、2006年のチェンマイ(タイ)に続き、7回目です。
正式名称
International Horticultural Exposition: Expo 2016 Antalya
国際園芸博覧会2016 トルコ・アンタルヤ
開催期間
平成28年4月23日(土)~10月30日(日)
約6カ月間(191日間)
開催場所
トルコ共和国アンタルヤ県 県都アンタルヤ
開催規模
入場者数:800万人(主催者見込み)
参加国・国際機関
約100カ国及び30の国際機関(同)
会場規模
112ha
開催目的
環境意識の向上、環境問題の議論と解決策の提示
エコ農業・有機農業の重要性の強調
地球温暖化に対応する代替エネルギー源の振興
農業と環境にかかる恒久的展示施設の設置
国際園芸博覧会2016 トルコ・アンタルヤへの交通手段
国際園芸博覧会2016 トルコ・アンタルヤの会場は、アンタルヤ市のアクス区に位置しています。Solak村の区域内の、西地中海農業研究所 (BATEM) から直接真向い、都心から17km に位置しています。
交通手段
バス、タクシー、プリベートサービスバス、プライベート自動車
その他
アンタルヤの都心から博覧会場までを結ぶライトレール交通システムの工事を現在行っています。新しいシステムの工事完了後には、ビジターは、より速く、より快適な交通オプションにより、博覧会場へのアクセスが可能になります。