日本の園芸出展テーマ

屋内展示のテーマ

アンタルヤ国際園芸博覧会の全体テーマは「Flowers and Children〜花と子供達」。日本の屋内展示のテーマは、この全体テーマをふまえた上で、1990年に大阪で開催されたアジア初の国際園芸博覧会「国際花と緑の博覧会」(EXPO’90)の理念「自然と人間の共生」を継承して設定されました。そのテーマが「江戸時代に花開いた園芸技術と花文化を世界・未来へ」です。

全体テーマとEXPO’90の継承理念を、「世界的に加速する都市化の波の中で、将来を担う人間=子供達が、花を含む自然とどう向き合っていくか、接点をどのように創造するか」というポイントでとらえなおし、設定されました。

日本には古くから、季節ごとに花を楽しみ、自然を愛でる文化がありますが、それらの多くは長く平和が続いた江戸時代に大衆に広がりました。植木鉢が普及し、花きが商品となって売買され、より現代に近い園芸文化が生まれたのも江戸時代です。浮世絵には、人々が様々な形で植物を楽しむ様子が多く描かれています。

当時世界でも有数の大都市だった江戸。そこで生まれ、市民に根付き、現代まで続く園芸文化のありようは、世界各地で都市化が進む現代を生きる人間にとっても、大きなヒントとなることでしょう。

江戸時代に花開いた園芸技術と花文化を世界・未来へ

日本は、江戸時代(1603-1868)という長く平和な時代において、大衆に園芸文化が栄えた歴史があります。欧州などでは、王侯貴族だけが園芸を楽しんでいた時代に、日本では園芸を職業とするものや家や庭先で園芸を楽しむ人など、世界に類を見ない園芸技術と花文化が大衆に花開いた国です。 もちろん、「いけなば」「盆栽」「植木」などはもっと古い歴史を持ちます。

今回の日本出展では、歴史ある日本が持つ、自然と人間の深い営みの継承を表現します。

その中には都市化が進む現代の人々にとっても様々なヒントが存在し、
未来の子供達に継承するべき自然との関わり方があります。
このテーマをもとに、日本の季節を連想する3つの季節テーマを設定し、
日本の園芸技術と花文化を広く伝えていきます。

春:花見小路

夏:輝きの祭

秋:百花繚乱

展示デザイン

テーマスタンド
季節テーマを表現する多彩な展示でみなさまをお迎えします

いけばなスタンド
古典的な作品から現代的な作品まで様々ないけばな文化をお楽しみください

メインスタンド
様々な彩りで魅せる日本各地の花きを使った展示や花文化をお楽しみください

花き展示スタンド
美しい日本産花きをご紹介します

花庵(はないおり)
花育ワークショップなどを定期的に開催します

花の座(はなのざ)
日本の花文化を紹介する展示やイベントなどを開催します

情報発信コーナー
「日本の美しい花」「世界を魅了する盆栽文化」「日本とトルコの絆」をパネルや映像でご紹介します

コマーシャルコーナー
日本産花きのPR展示や産地の情報をご紹介します